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清水区 S・M様

P/S 透明石指輪

《状態》
お亡くなりになった奥様の指輪を自分のサイズに変更したい。
《加工内容》
特殊な地金と制限の多いデザイン、また大幅なサイズ変更の為、リスクに注意して加工。8号から16号へのサイズ伸ばし。

【お客様からのコメント】
亡くなった妻のリングを身につけたくてインターネットで探し、相談に来てみました。サイズを大きくするのに難しいと言われましたが、加工上色々なリスクを聞き、チャレンジをお願いしました。とてもきれいに仕上がり、大変嬉しいです。大切に身につけたいと思います。

【当店より御礼】
S・M様、この度は当店に修理をお任せいただき誠にありがとうございました。
今回「P/S」刻印(プラチナ10%、シルバー90%)で透明石が9時から3時の方向まで石留めがされている指輪を8号から16号まで大きくしたいとのご依頼でした。しかし、デザイン的に石に負担がかかり、取れる、あるいは割れる危険性がある事。素材地金の性質(硬さ、ねばり、熱伝導など)が明確でない点が多い事から、通常の場合ですとサイズ直しはしないでチェーンに通してペンダントとして身につける事をご提案しています。しかしお客様の奥様への愛情と、想いの宿る指輪を指輪として身につけたいというお気持ちにお応えしたく、リスクをご理解いただいた上でサイズ直し加工を進めさせていただきました。
リング下部を切り、約9mmのシルバー地金を足して溶接、メッキをかけて仕上げました。変形、石の欠落・破損に十分注意し、入念な確認の上、無事加工が完了いたしました。
奥様との思い出がつまった指輪を身につけたいとの思いに接し、S・M様のジュエリーの活かし方は「奥様への愛情」と教えていただきました。素敵な思いを共有させていただきありがとうございました。